2024年11月01日 イベント
印仏とは仏様の御姿を形取った印を作り、その印を押すことで、仏様の御姿を写し出します。
仏様を供養し、祈るために寺院や仏像を建立することは古来より行われてきましたが、そうした大事業を行うことは容易ではありませんでした。そこで、仏様の御姿の印を押すことにより仏像を作る代わりとして仏様を現して人々の祈りを捧げてきました。
日本では、千体仏を現わす如来座像印仏が中国や西域から伝わり、平安時代末期以降から現存する作例が伝えられています。
この度、最勝寺では令和三年の山林火災から取り掛かっていた御本尊毘沙門天様、吉祥天様、善膩師童子様の修復事業が令和七年三月に無事完了する見通しとなっています。国家安穏や万民豊楽、世界平和を祈念して印仏の奉納をお願いいたしております。
御本尊毘沙門天像は令和6年11月17日(日)12月15日(日)(期間延長いたしました!)申込分までは胎内納入、以降は令和7年3月上旬までは台座内納入となります。脇侍の吉祥天像、善膩師童子像は台座に納入となります。
(これまでの勧進で高額の御寄進を頂いている方の返礼品「お名前を像内に納入」は御本尊毘沙門天様の胎内に納入する紺紙金泥「金光明最勝王経」の巻末に記名いたします。紺紙金泥「金光明最勝王経」の巻末にご記名をご希望の方は別途ご連絡ください。)
今回ご奉納頂いた印仏は勧進として御本尊像や諸仏像、文化財の修復事業に充てさせていただきます。
ご希望の方は直接大岩山毘沙門天本堂にて印仏をご記入頂くか、下記リンクよりお申し込みください。当寺にて代筆の上、納入いたします。
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最勝寺では、令和七年三月に修復が完了し御帰還される御本尊三尊像に印仏の奉納を承っております。数百年に一度となる御本尊修復の機会にどうぞ印仏をご奉納いただき、数百年にわたる祈りを毘沙門天様、吉祥天様、善膩師童子様に託してくださいませ。