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大岩山毘沙門天のご案内

大岩山毘沙門天の像

正月3が日の新春御護摩修行と毎月1日の御護摩修行の際に御本尊を御開帳致します。


大岩山毘沙門天の概要

 大岩山毘沙門天は、天平17年(西暦745年)に行基上人によって開かれ、聖徳太子御作の毘沙門天(多聞天)を祀ったのが始まりと言われています。その後、聖武天皇より、本堂、経堂、山門、鐘楼、三重塔、十二坊の諸堂を賜るとともに、「大岩山多聞院最勝寺」という山号を賜りました。
その後は鎮護国家御祈祷の一大霊場となるとともに、修験道の修行場として一大霊山となり、以来足利氏などの名だたる武将から信仰を集めてきました。
 以降、人々の厚い信仰によって法灯は受け継がれてきましたが、文安4年(1447年)に雷火のため諸堂は焼失してしまいます。現在の毘沙門天本堂は、江戸時代の宝暦12年(1762年)に再建されたものです。
 毘沙門天は、北方を守護する四天王の一天であるとともに、財宝・福徳の神とされ、七福神の一神でもあります。
 大岩山毘沙門天は、京都の鞍馬山・奈良の信貴山と共に日本三大毘沙門天の1つといわれております。


大岩山毘沙門天の縁起と歴史


開山の縁起

聖徳太子イメージ

聖武天皇の御宇、行基上人が大和国、菅原寺に滞在していた際、聖徳太子作、閻浮檀金(えんぶだごん)で出来た毘沙門天像を常に所持し、関東地方へ行き霊地を開き、この毘沙門天像を安置して衆生を救済したいと誓っておりました。
ある夜の夢に老翁が出てきて告げます。「あなたの祈願は長い年月にわたるものだ。関東の足利に霊山があり、その山に登れば、所願を叶えることができる。私は山王権現である。」
夢から覚めた行基上人は三度礼拝し、この願いが成就した際には、必ず山王権現を一山の鎮守としよう、と心に堅く誓いました。(現在も山王社がある由来になります。)
上人は瑞夢を信じ、遠い下野の下にある足利郡に一夏、安居して、信じて修法することを怠ることがありませんでした。(今の足利行基山徳正寺がここにあたるとされています。)また、ある夜の夢では甲冑を纏った武人が現れ、こう告げてきます。「ここより北にある大岩山という山に登ると衆生済度の為になる。私はあなたが信じる所の多聞天王(毘沙門天)である。」と言って、光を放って消えていきました。行基上人は三度礼拝し、御守りをご覧になると、口が少し開いて幽かに光っておりました。行基上人はますます信じ、告げられた通り北にある嶺に分け入っていくと、忽ちに金色の光が強く輝き、山の中が明るくはっきり映し出されました。
行基上人は喜びに耐えられず、ずっと持っていた毘沙門天像を用い、盤石の上に安置して乾いた茅で堂を作りました。
行基上人は都に行き開山にあたり、霊威があり、珍しくめでたい品々を奉納すると聖武天皇は大変お喜びになりました。行基上人は天平十七年(745年)に大僧正になり、大岩山多聞院最勝寺と山号寺号を頂きました。翌年勅願により、本堂・経堂・釈迦堂・三重塔・山門・開山堂・鐘楼堂・殿堂・十二坊(金剛・覚性・高松・大日・長元・正林・黒岩・当皈・大坊・大光・大林・醍醐)を建立され、堂の領地数カ所を賜りました。


武将達の信仰

日本において、毘沙門天は上杉謙信、武田信玄など、数多くの武将の信仰の対象になり、戦勝祈願・武運長久を祈願したと言われております。
大岩山毘沙門天では、源義家、鎌倉景政、足利義助、足利尊氏、足利泰氏などの武将が帰依していたと伝えられています。奉納された宝物も現存するものがあります。


焼失と再建、修繕

大岩山毘沙門天、多聞院最勝寺の建物は天平十七年(745年)の開山以来、落雷等による火災で焼失、再建を繰り返してきております。
文安四年(1447年)、5月の雷火により、山門以外の諸堂全てが焼失する。その後再建されました。宝暦七年(1757年)本堂は再び焼失しましたが、同十二年(1762年)に再建され現在に至ります。


本堂の再建、修繕

本堂の修繕を明治四十年(1907年)と昭和十三年(1938年)と平成五年(1993年) の三度に渡って行っております。


山門の修繕

山門は元禄六年(1693年)と平成十七年(2005年)に改築されております。


毘沙門天と吉祥天・善膩師童子の三尊形式の像


毘沙門天像(栃木県指定文化財・彫刻)

 栃木県指定文化財の毘沙門天像

毘沙門天像

像高180.0cm  肩幅34.0cm 
大岩山毘沙門天の毘沙門天像は、木造寄木造となっており、鎌倉時代の作と言われています。
右手に多宝塔を、左手に三つ叉の鉾を備えており、足元では邪鬼を2体踏み付けています。
玉眼は遥かを見据え、悪を打ち据えんと眉間に力を込め、睨みつけております。
背後に見える宝輪は平安時代の作風が見られるものの、全体としては、その写実性やたくましさから、鎌倉時代の特徴を備えていると言われております。
栃木県の中でも、この毘沙門天像に並ぶ大きさや迫力を持つものは類をみないと言われています。


吉祥天・善膩師童子(ぜんにしどうじ) 栃木県指定文化財彫刻

毘沙門天と吉祥天、善膩師童子

吉祥天、善膩師童子はそれぞれ、毘沙門天のお妃様、善膩師童子は息子の一人とされます。

  • 大岩山毘沙門天 吉祥天の像容

    吉祥天の像容

    吉祥天:像高95.0cm 木造寄木造 鎌倉時代

  • 大岩山毘沙門天 善膩師童子の像容

    善膩師童子の像容

    善膩師童子:像高93.0cm 木造寄木造 鎌倉時代

氷掲羅天童子

氷掲羅天童子

氷掲羅天童子の像は、鬼子母神の抱いている赤ちゃんの成長した姿です。左手にザクロを持つ、たいへん珍しい仏様で毘沙門さまのお妃の吉祥天とは、姉と弟の関係になります。よその子供を浚ってきては食べていた母、鬼子母神の罪を償うため、救いを求めてくる人には、限りないご利益を与えてくれるといわれています。


宗派

現在は真言宗豊山派の寺院であり、総本山は奈良県桜井市の長谷寺です。
境内に山王権現が現存していることから、天台宗であった時期があった可能性もあるのでは、と考えられています。

祈願 祈祷


御護摩修行

大岩山毘沙門天の御護摩修行の様子

御護摩修行の由来

護摩(ごま)とはサンスクリット語で”火に注ぐ、捧げる、供物”などを意味する語を語源に持つ「ホーマ」という言葉を音訳したものです。この「ホーマ」はアジア一帯にみられ、3000年以上の歴史をもつと言われています。

御護摩修行とは

護摩壇(ごまだん)と呼ばれる木製の壇に据えた炉で火を焚き、香木や五穀などを捧げ、御祈願を行う修行です。
御護摩修行の火は高さ1メートルにも登ります。この炎が祈りを届け、煩悩を焼き尽くし、身心を清めます。

大岩山毘沙門天の御護摩修行

大岩山毘沙門天では、毎朝5時半、毎月一日、正月一日~三日に御護摩修行を行なっております。

大岩山毘沙門天の御護摩修行ページへ


参加申し込みは本堂内受付にて承ります。本堂正面で履物を脱いで下駄箱に入れて頂き、堂内へお入りください。
大岩山毘沙門天では、御護摩修行に参加いただいた際、財布、免許証、数珠などお清めしたいものがありましたら護摩の火に当て、加持致しております。また、身体に火をあおぎ当て、お祓いやご利益を直接授かることも出来ます。参加申し込みの際に一言お申し付けください。
なお、企業やスポーツチームなど、団体様での護摩祈祷も受け付けております。事前にお問い合わせください。
また、護摩修行で詠みあげるお経の一部を印刷したプリントをお渡し致しております。
是非ご一緒に読経ください。


祈祷内容

大岩山多聞院最勝寺では、御護摩修行にて以下のご祈祷を行なっております。

  • 先祖供養
  • 家内安全
  • 商売繁盛
  • 事業繁栄
  • 社内安全
  • 交通安全
  • 学業成就
  • 合格祈願
  • 身体健全
  • 當病平癒
  • ぼけ封じ
  • 良縁祈願
  • 子授祈願
  • 安産祈願
※上記は一例になります。このほか、ご希望の御祈願内容がございましたら、どうぞご依頼ください。

大岩山毘沙門天の御朱印

大岩山毘沙門天の御朱印
御朱印は大岩山毘沙門天本堂にて受けられます。
初穂料:300円

大岩山毘沙門天 本堂のスライドショー

大岩山毘沙門天 本堂のスライドアニメーションです。

大岩山毘沙門天の本堂内部の様子をスライドショーでご覧いただけます。


行事、祭り


御護摩修行

毎朝:5時30分
毎月一日: 5時30分 10時 13時30分

御護摩修行のページへ

悪口祭り、提灯行列


初護摩修行・滝流しの式


初日の出遥拝式

元旦 6時50分頃~
大岩山毘沙門天では、元日午前6時の御護摩修行終了後、午前6時50分頃より初日の出遥拝式を行なっております。場所は大岩山東公園で行います。
午前6時半頃に本堂正面から当会場までご案内致しますので、ご参集ください。

初日の出遥拝式の動画へ

新春特別護摩修行

元日
6時 8時 10時 12時 14時 16時
正月二日、三日
10時 12時 14時 16時


節分追儺御護摩修行

二月三日
5時30分


春季大祭御護摩修行

四月一日
5時30分 10時 13時30分


秋季大祭御護摩修行

十月一日
5時30分 10時 13時30分


大岩山毘沙門天の境内施設

  • 本堂
    • 絵馬(足利市指定文化財 民俗文化財:「大岩毘沙門天本堂の絵馬及び奉納額」)
    • 毘沙門天像(栃木県指定文化財/彫刻)
    • 吉祥天、善膩師童子(ぜんにしどうじ)(栃木県指定文化財/彫刻)
    • 氷掲羅天童子
  • 山王権現社
  • 大黒天社、稲荷神社、西宮神宮
  • 叶権現
  • 山門
  • 金剛力士立像(仁王像)(足利市指定文化財/彫刻)
  • 鐘楼
  • 石段(足利市指定文化財/歴史資料)
  • 御神木(足利市指定文化財/天然記念物)
  • 暖地性植物自生地(足利市重要文化財/天然記念物)
  • 石造層塔(栃木県指定文化財/考古資料)
  • 男坂、女坂

大岩山毘沙門天の境内案内ページへ


大岩山毘沙門天本堂境内の案内動画

<大岩山毘沙門天境内の案内動画>

大岩山毘沙門天の境内にある山門(仁王門)、石段、御神木、鐘楼、本堂、山王権現社、叶権現を動画でご覧いただけます。


大岩山毘沙門天VRツアー

  • 上記表示画面上のマウス操作により、大岩山の上空を起点とした景観をご覧いただけます。
  • 全天球パノラマ写真上のリンク表示をクリックすると大岩山の山道や毘沙門天・最勝寺の境内、足利市に点在する上空や地上の全天球パノラマ写真に移動します。
  • 画面上の下方に配置されている各ボタン操作で、左右・上下の回転、画面の拡大・縮小、VRモード切替、全画面表示等ができます。
  • VRモードは、VRゴーグルで見ると立体体験ができます。
  • 画面上の左上の地図表示は、拡大縮小、地図の切替が可能で、登録されている全天球パノラマ写真の地点、見ている方向・視認範囲を確認できます。