護摩行は、護摩壇(ごまだん)と呼ばれる木製の壇に据えた炉で護摩木で火を焚き、香木や五穀などを捧げ、御祈願を行う修行です。
護摩行の火は高さ1メートルにも登ります。この炎に毘沙門天さまに降りてきて頂き、捧げ物をして皆様の御祈願を叶えて頂けるよう御祈祷します。
またこの炎は皆さまの煩悩を焼き尽くし、身心を清めます。
大岩山毘沙門天本堂の護摩焚き・護摩行の様子です。
大岩山毘沙門天では、毎朝5時半、毎月一日、正月一日~三日に護摩修行を行なっております。
また、護摩修行で詠みあげるお経の一部を書いたプリントをお渡し致しております。是非ご一緒に読経ください。
毎朝 | 護摩修行 | 5時30分 | |
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毎月1日 | 護摩修行 | 5時30分 10時 13時30分 | |
毎寅日 | 開運金運護摩修行 | 10時 | |
正月 | 1日 | 初護摩修行 滝流しの式 | 0時~ |
新春護摩修行 | 6時 8時 10時 13時 15時 | ||
2日 | 新春護摩修行 | 10時 13時 15時 | |
3日 | 新春護摩修行 | 10時 13時 15時 | |
2月 | 3日 | 節分追難護摩修行 | 5時30分 |
4月 | 1日 | 春季大祭護摩修行 | 5時30分 10時 13時30分 |
10月 | 1日 | 秋季大祭護摩修行 | 5時30分 10時 13時30分 |
護摩修行の参加申し込みは本堂内受付にて承ります。本堂正面で履物を脱いで下駄箱に入れて頂き、堂内へお入りください。堂内右手に受付がございます。
また、護摩修行を行っていない時間にご参詣された方のために、本堂正面に護摩木が設置してあります。御祈願内容をご記入の上、金五百円とともにお賽銭箱へお納めください。後日護摩修行時厳修時に焚き上げ、ご祈願いたします。
大岩山毘沙門天では、護摩行に参加いただいた際、お加持を行っております。財布、免許証、数珠などお清めしたいものがありましたら、護摩の火に当て、お清めの上、ご利益を授かることが出来ます。ぜひご持参ください。また、身体に火をあおぎ当て、お祓いをするとともにご利益を直接授かることも出来ます。護摩行の参加申し込みの際に一言お申し付けください。
企業やスポーツチームなど、団体様での護摩行も受け付けております。
団体でのご祈祷は、平日、休日に関わらず受け付けております。
護摩祈祷の料金は、以下の通りです。
護摩木 | 500円 | ||
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護摩札 | 小(祈願一つ) | 3,000円 | |
中(祈願二つまで) | 5,000円 | ||
大(祈願二つまで) | 10,000円 | ||
年間祈祷特別護摩 | 大(祈願二つまで) | 30,000円以上 | |
特大(祈願二つまで) | 50,000円以上 |
※個別で護摩祈祷をご希望の方は別途ご祈祷料を20,000円お納め下さい。
護摩木は護摩修行の際に、炎にくべて御祈願いたします。護摩木のみでの護摩修行ご参加の際は、御祈祷料として2,000円(護摩木1本付)をお納めください。
護摩札は護摩修行で御祈祷した後、お持ち帰り頂きご自宅や会社にてお祀り下さい。
なお、年間祈祷特別護摩札では、本堂護摩壇に護摩札(大・特大)を1年間安置し、毎日護摩修行を行います。併せて護摩札(中)をお持ち帰り頂けます。
遠隔地で護摩札をご希望の方は、護摩祈祷予約ページよりお申し込み下さい。毎朝の護摩修行にて御祈祷の後、ご郵送いたします。
大岩山毘沙門天で行われる護摩修行の様子を動画でご覧いただけます。
護摩行の護摩(ごま)は、サンスクリット語で”火に注ぐ、捧げる、供物”などを意味する語を語源に持つ「ホーマ」という言葉を音訳したものです。
釈尊入滅から約500年後に発生した大乗仏教の、中期から後期(密教)の過程でヒンドゥー教から取り入れられた経緯もあり、護摩は主として密教の修法です。 チベット仏教や日本の真言宗・天台宗など密教系の宗派で行われています。護摩を修するための堂宇を「護摩堂」といいます。